1から10000までの日本語の数え方

朗報です!日本語の数字は簡単です。🎌💯

1から10000までの日本語の数え方

日本人は必ずしも日本語の数字だけを使うわけではありません。
世界中の人々と同じように、アラビア数字を使って書くことも多いのです(私たち日本語学習者にとってはラッキーですね)。
とはいえ、日本語の数え方を学ぶ重要性が失われるわけではありません。

たとえば、伝統的な儀式などでは、数字が漢字で書かれることもあります。
さらに、日常会話でも、数字を日本語で言えるようになる必要があります。

準備はいいですか?
いち、に、さん……ゴー!

基本的な日本語の数え方:1~10の日本語の数字

[table id=21 /]

こちらが、日本語で1から10まで数える方法です(漢語読みと和語読みの両方を使用)。

ご覧の通り、日本語の数のシステムには2種類の読み方(あるいは発音)があります。

  • 漢語読み(音読み):中国語の数字に由来する読み方

  • 和語読み(訓読み):日本語の大和言葉に由来する読み方

和語読みは10までにしか使われないため、日常的に使うのは漢語読みがほとんどです。

文章でどちらの読み方が使われているかを見分けるには、和語の数字には必ず「つ」がつく(ただし10は「とう」)ことに注目してください。

日本語の1〜10の正しい発音を聞きたいですか?
ぜひ下のショートビデオを再生してみてください。👇

1~100の大きな数字をマスターしよう

[table id=164 /]

日本語の1〜100の数字を学び始めるために、十の位ごとの表と、それぞれの例をまとめました。
ご覧の通り、日本語の1〜10の数字をたくさん活用することになります。
積み重ねていくと、まるで魔法のように数字ができあがります!✨

自分で数字を組み立てる自信がまだないですか?
心配しないでください。
漢字とひらがなの両方を含んだ日本語の1〜100の数字表も用意しました。
さらに、ローマ字表記も加えているので、日本語の文字に慣れていなくても正しい発音がわかります。

つまり、この表があれば、日本語で100まで数える方法をすべてマスターできるというわけです!

Numbers in Japanese 1-100

日本語の数字って本当に魅力的ですよね?
一度1から10まで数えられるようになれば、100まで数えるのは、ただ繰り返し組み合わせて加算していくゲームのようなものです。
以下に、100まで数える流れをより理解しやすくするための例をいくつか紹介します:

  • 11は 十一(じゅういち、juuichi)= 10(じゅう、juu)+ 1(いち、ichi)
  • 同じルールで、12は 十二(じゅうに、juuni)= 10(じゅう、juu)+ 2(に、ni)

接頭語が変わってもルールは変わりません。
あとは、10の数(2つの10、3つの10、4つの10…)を数えてから、次の数字を足すだけです。

  • 20は 二十(にじゅう、nijuu)= 2(に、ni)× 10(じゅう、juu)、
    だから21は 二十一(にじゅういち、nijuuichi)= 2(に、ni)× 10(じゅう、juu)+ 1(いち、ichi)
  • 70は 七十(ななじゅう、nanajuu)= 7(なな、nana)× 10(じゅう、juu)、
    だから76は 七十六(ななじゅうろく、nanajuuroku)= 7(なな、nana)× 10(じゅう、juu)+ 6(ろく、roku)

そして、100になると新しい単語が登場します:

  • 百(ひゃく、hyaku)です。

日本語で10,000まで数える

[table id=22 /]

ご覧のとおり、最初の100の数字で学んだルールは今でも有効です。日本語で100を超える数を数えるには、数字を積み重ねていくだけです。そして、1000になると「百」が「千」になり、というように続きます。

ひらがなで数える方法

ひらがなで数を数えるときは、それぞれの数字に対応する特定の表記を使います。次の通りです:

  • いち(ichi)
  • に(ni)
  • さん(san)
  • よん または し(yon または shi)
  • ご(go)
  • ろく(roku)
  • なな または しち(nana または shichi)
  • はち(hachi)
  • きゅう または く(kyū または ku)
  • じゅう(juu)

日本語の1〜10までは簡単ですが、問題はもっと大きな数字になったときに出てきます。
これから、より複雑な数字を例に挙げて説明しましょう。たとえば:👇

1289は、1000(せん、sen)+ 2(に、ni)× 100(ひゃく、hyaku)+ 8(はち、hachi)× 10(じゅう、juu)+ 9(きゅう、kyuu)となるので:

  • 漢字では → 千二百八十九

  • ひらがなでは → せんにひゃくはちじゅうきゅう

このように、より大きな数字に進むにつれて、ひらがなで書くと非常に長くなってしまうのです。
そのため、特に大きな数字に関しては、日本人は通常、漢字やアラビア数字を使用して表記します。

numbers in Japanese

日本のラッキーナンバー

日本で代表的なラッキーナンバーは、**7(なな、Nana)8(はち、Hachi)**です。
そう考えると、世界中で人気のある日本の動物キャラクター2匹の名前が偶然とは思えませんよね?
もちろん、有川浩の『旅猫リポート』の猫・ナナと、パメラ・S・ターナー著『ハチ公物語』のハチのことです。

8(八)は、その形が扇に似ていて末広がりであることから、日本文化では縁起が良いとされています。
一方、7は、仏教における重要性や、七福神との結びつきから、幸運な数字と考えられています。

一方で、4、7、9にはそれぞれ2つの読み方があることに気づいたかもしれません。
西洋では13が不吉な数字とされるのに対して、日本では4と9が不吉な数字とされています。
これは、**4(し、shi)9(く、ku)**の音が、それぞれ「死(し、shi)」と「苦(く、ku)」という不吉な言葉と同じ音だからです。

そのため、日本人はできるだけこれらの数字を使うのを避ける傾向にあります。
もし日本を旅行する機会があれば、価格表示に注目してみてください。
9.99円4.99円のような金額を見かけることは、まずないでしょう。

日本語の助数詞リスト

日本語では、**特定のものを数えるときに、数字の後に特定の言葉(助数詞)**を付ける必要があります。
この「助数詞」という概念を英語に例えるなら、「two pies(二つのパイ)」ではなく「two pieces of pie(二切れのパイ)」と言うようなものです。
この場合、「pieces」が助数詞にあたります。

つまり、数える対象によって適切な助数詞を選ばなければならないのです。

たとえば、薄くて平らなものを数えるときは、助数詞として**まい(枚)**を使います。
したがって、「シャツを3枚」と言いたい場合は、**シャツさんまい(シャツ三枚)**と言います。
ここで、シャツ(shatsu)は「シャツ」、さん(san)は「3」、まい(mai)が助数詞です。

日本語には500以上の助数詞がありますが、すべてが日常的に使われているわけではありません。
続けて、よく使われる助数詞を紹介していきます。

時間を表す日本語の助数詞

秒・分・時・月・年など、時間に関する単位を明確に表すためには、それぞれ特定の助数詞を使います。

  • 秒 → ~秒(びょう、byou)
  • 分 → ~分(ふん/ぷん、fun/pun)
  • 時間 → ~時(じ、ji)
  • 月 → ~月(がつ、getsu)
  • 年 → ~年(ねん、nen)

人を数える日本語の助数詞

人を数えるときは、

  • 1人 → ひとり(hitori)
  • 2人 → ふたり(futari)
  • 3人以上 → ~人(にん、nin)
    を使います。

物を数える日本語の助数詞

鉛筆、ボトル、箸、傘、川、線路、道路などの細長いものを数えるときは、助数詞**~本(ほん、hon)**を使います。
ただし、

  • 3 → ~ぼん(bon)
  • 1、6、8、10 → ~ぽん(pon)
    と変化するので注意が必要です。
    最初は難しく感じるかもしれませんが、練習すればすぐに慣れます

りんごやテニスボールなど、小さくて丸いものを数えるときは、**~個(こ、ko)**を使います。
逆に、薄くて平らなもの(紙、皿、衣類など)を数えるときは、**まい(枚)**を使います。

動物を数える日本語の助数詞

昆虫、魚、犬、猫などの小さな動物を数えるときは、~匹(ひき、hiki)を使います。
象などの大きな動物
を数えるときは、**~頭(とう、tou)**を使います。

食べ物を数える日本語の助数詞

スライスされたもの(特に肉など)を数えるときは、**~切れ(きれ、kire)を使います。
食事の一品やコース料理を数えるときは、
~品(ひん/ぴん、hin/pin)を使います。
また、料理の一人分の量を数える場合は、
~人前(にんまえ、ninmae)**が適しています。

Japanese numbers kanji

車や自転車を数える日本語の助数詞

まだ大丈夫でしょうか?
車、機械、家電製品などを数えるときには、**~台(だい、dai)**を使います。

まだ日本語の助数詞に飛び込む準備ができていない場合は、
和語読みに基づく汎用的な数え方(**一つ(ひとつ、hitotsu)、二つ(ふたつ、futatsu)**など)を使うのもおすすめです。
この方法なら、10までの物ならほとんど何でも、間違った助数詞を心配せずに数えることができます。

日本語における特別な数字「ゼロ」

日本語で「0」を表す漢字は**零(れい、rei)です。
しかし、実際には英語と同じく「ゼロ(zero)」と発音・表記されることのほうが一般的です。
また、数字を1桁ずつ読むときには、英語で「oh(オー)」と呼ぶように、
日本語では
マル(丸)**を使うこともあります。

東京にある有名な**109(イチマルキュウ)**の読み方はその代表例です。
ひらがなで「ひゃくきゅう」や漢字で「百九」と読むのではなく、
**一〇九(いちまるきゅう)**と、「マル(丸)」を「0」として使っています。

まとめると、
日本ではアラビア数字が広く使われているため、日本語学習者にとって親しみやすい面もありますが、
日本語の数字を理解し、使いこなすことの重要性は非常に大きいです。
伝統的な儀式における重要な役割から、日常会話での必要性に至るまで、
数字をマスターすることは、日本語と日本文化を本当に理解するために欠かせないステップです。

最後に、ぜひ以下のFAQもチェックしていってくださいね。

日本語で数字をどう言うの?

日本語で数字を言うには、まず1から10までの数字を覚えましょう。 いち(1)、に(2)、さん(3)、よん(4)、ご(5)、ろく(6)、なな(7)、はち(8)、きゅう(9)、じゅう(10)です。 日本語の文字に慣れていない場合は、**ローマ字表記(Romaji)**に頼って正しい発音を学ぶと良いでしょう。 1〜10をマスターすれば、100まで数えるのも簡単になります。

日本語で数字をどう書くの?

日本語で数字を書くときは、漢字を使うことが一般的です。 一(1)、二(2)、三(3)、四(4)、五(5)、六(6)、七(7)、八(8)、九(9)、十(10)などです。 小さな数字であればひらがなで書くこともありますが、大きな数字になるとひらがなは煩雑になるため、あまり使われません。 また、日本人もシンプルで世界共通なアラビア数字(1, 2, 3など)を広く使っています。


毎日たった10分でどんな言語でも学べる

日本語の数字を実際に使ってみたり、日本語のフレーズも学んでみたいですか?
それならラッキー!Mondlyを使えば、実践的なトピックと日本語ネイティブによる本物の会話を通じて、自然に日本語を学ぶことができます。

もっと知りたいですか?
Mondlyなら、毎日もっと学べます!
毎日のクイックレッスン。1日5分。あまりの楽しさに夢中になるはずです。
そして一番のポイントは?
あっという間に日本語を流暢に話せるようになること!

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *


Related articles